Chocobo's Character File 03

「俺だけ見て!!俺だけ信じて生きていけよ!!!!!」

「ちゃーーーーーーーーーーっす!!!!!!!!!!!!!!!!!!ハンニバル!!イェア!!」

 

2020/08/24 23:46 改訂

名前:ツナノリ・ミヤサゴ/宮砂綱紀

※ナツキ・サミヤ/砂宮菜月は女性として活動する際の名前だが、本籍の名前は男性名。

女性名は男性名のアナグラムに改変を加えたもの。

二つ名、キャッチフレーズ等:羽花の生き証人/最速ゴシップガール

イメージソング:ストロボラスト/ナキムシピッポ

イメージCV:梶裕貴/三森すずこ(声変わり前)

モチーフ、コンセプトキーワード:星(北極星)、紫陽花

イメージカラー:ハイドレンジアブルー

部隊、職業:回復部隊所属

入隊動機:命のやり場に困ったから(経歴にて詳細を記載)

戦闘スタイル:弓を用いた現場での前線サポートが得意。また非常に足が速くスピーディーな対応が持ち味。

契約悪魔との出会い5W:

When:入隊後しばらくしてから

Where:フェアトラークから近い森林にて

Why:自分のやり方に一番合うから、あと見た目が良い感じだから

Who(契約悪魔):リリウム・ロンギフロラム

What(対価):自分の髪(+未来永劫今以上は伸びなくなる)、左目の視力

※戦闘時はリリィが視力を貸与することで矢を当てることができている。優しい。平常時はきっちり取り上げている。

性別:ノンバイナリーもしくはXジェンダー、本人は性自認を確定させたがらない為、不明とも言う。また、パンセクシュアルでもある。性別=のりちゃん

年齢:21歳

誕生日:7月27日

身長:165cm

体重:60kg 細マッチョなめんなよ

性格:飄々として噂好き、かつ限界オタクのド変態。テンションが高く、軽口やジョークを言ってないと死ぬ病気にかかっている。一方で伊達男な一面もあり、「男の俺は世界一カッコよく、女のアタシは世界一カワイく」がモットー。

好きなもの:美容ファッションメイクなど自分を磨くもの

嫌いなもの:自分の好きなものを否定したり脅かしたりする存在、家族

趣味、特技:妄想を絵にすること、カップルを手当たり次第挙式に追いやる活動(冷やかしとも言う)

一人称/二人称/三人称:

男性時:俺/君/各種あだ名

女性時:アタシ/君/各種あだ名

絶対に何かしらあだ名つけるかちゃん付けになる

口調:非常に不安定だが一貫してテンションが高く、変な語尾がついてくる。あと絵文字

外見の詳細:イングランド系の顔立ちだが、やはり移民出身なのでどことなくアジアの雰囲気を感じる。細マッチョで成長するにつれ男性性が強い顔になったので女装が似合わなくなっていることが悩み。それでも顔は良い方なので一命を取り留めている。

右:青紫、左:赤紫(ピンク)のヘテロクロミア

服装に関しては平常時はコロッッッッッッッコロ変わっているが、戦闘服は一貫している。

のり:紺のジャケットに白インナー、黒のパンツスタイルに皮のブーツが基本。ここに胸当てや矢入れなどがつく事もある。身長を5cmくらい盛っている。

なつき:白インナーとブーツはそのままで黒地に紫ラインの入ったスカートを履き、マフラーを着用している。胸と身長を盛っている。長髪のウィッグをツーサイドアップにしているが、髪色もまたコロコロ変わる。

経歴:

北方の島国出身。アジア系移民の豪商の家系に三男として生まれる。一代で財を成した先祖イエノリ・ミヤサゴにあやかり、代々男子の名前には紀の文字がつき、長男は家紀と言う名前になる。

生まれついた目の色と生まれてすぐ発覚した性同一性障害が気味悪がられ、殺されはしなかったものの兄二人に比べて劣悪な待遇を受けて育つ。(殺されなかったのは存在が発覚することによる外聞の悪さを気にした為。)

自らの人格、嗜好、外見全てを否定されても尚道を踏み外すことがなかったのは、ひとえに長男家紀のおかげである。彼は病弱ながらも聡明かつ博識で、よく両親や弟に内緒で綱紀に自らの本を貸し与え、また教育も施した。彼はしばしば「生きてさえいればどうにかなる、健康な君は何だってできる、何にでもなれる」と綱紀に説き、これは後に綱紀の死生観に大きく影響し、服装の価値観の原型になる。

虐げられつつも家紀の計らいで家を追い出されることはなく一応の寝食は確保できていたものの、綱紀が12歳になった年に家紀が死去し、彼の葬式に参加することも許されないまま家を追い出される。

それから数ヶ月の間は貰い手も居ないまま街を転々とし路上生活をしていたが、ある日町の外れに暮らす、街の人間からは「悪魔憑きの魔女」と呼ばれる契約者の男性に拾われる。彼はいわゆるゲイで女装家であり、魔女と称されるのは相棒のラスチェーニエによる力と豊富な薬草の知識に由来するが、この人物によって綱紀の理想の人間像が確固たるものとなる。綱紀は彼を「師匠」と呼び、薬草学や服装のいろはを学んだ。

※「師匠」の名前はユージン・スチュアート(綱紀はこの名前を知らない)。フェアトラーク支部所属でその町の駐在契約者として生活しており、綱紀を拾った際に適性の存在を確認、本部に連絡済みである。

綱紀が14歳の時町全体に天使が襲来し、その際に「師匠」も命を落としてしまう。彼の「もしもアタシが死んで命のやり場に困ったら、本土の”フェアトラーク”に行きなさい」という言葉を頼りに移民として本土に移り、そのままフェアトラークの門を叩いた。

入隊を果たしてしばらくは「自分は何のために命を捧げたいか」がわからずにいたが、ある日なんとは無しに立ち寄った森の中で悪魔 リリウム・ロンギフロラムに出会ったことでそのヒントを得ることになる。彼女のラスチェーニエとしての生態や悪魔と人間の契約についての話を聞いていくことで、「師匠」のように例え蔑まれようとも人を助け自分らしく生きる人間になりたいことに気づく。この時彼女との契約に至り、その対価として生まれてからずっと伸ばし続け手入れを続けた大切な「自分の女性性の象徴」、髪を失う。(対価の詳細はリリィの記事にて書くが、リリィの対価は髪に限定されない。)これ以降彼が女装をする際の長髪は特注のウィッグになる。また、上記の理由から回復部隊を志願するようになる。

自分のやりたいことを見つけ、自分の着たいものを着るようになった綱紀だが、ここで改めてセクシュアリティの問題に直面する。当時の価値観的に彼の性別観は理解されない事も多く、差別的な言動をとる隊員に苦しめられる。この時出会ったのが後の恋人レーア・ブルーメである。同じく蔑まれる立場の彼女に心を開き、感情を吐露した事で彼は新たな強さを手に入れたと同時に、彼女に特別な感情を抱くようになる。

彼女に出会うまでは押し付けられてきた男性性を否定しがちであったが、ヘテロである彼女に配慮し男装の頻度を上げていく中で「男の俺もカッコよくて良いじゃん?」と思うようになる。

彼の男性性が確固たるものとなったのはレーアが黒骸骨に殺害されかけた際である。この時「レーアちゃんを守れる強さは男の俺の中にあり、それは今の自分にとって誇れるものである。」という認識に変わり、自らの身体的性別を完全に受け入れる。この時から今まで使ってこなかった地声も使うようになる。筋トレに力を入れ始めるのもこの事件があったからである。

ちなみに彼が美容や健康に気を使うのはいつまでも若さを保ち長生きをする為だが、これもまた彼の死生観と大いに関係がある。大切な人の死を二度経験した事でその辛さを思い知った彼は「自分を大切にする人のためにも死ぬわけにはいかない」という発想から、「自分の大切な人を全員見送るために誰よりも長生きする人に、もっと言うなら死なない人間になる」という若干無理のある目標を立てている。彼が回復部隊を志願したのも、実はこの死生観に則り最も死亡率が低そうだと思ったからというのがある。

この価値観がある為命を粗末にする人間が理解できず、最初は瑞葉の戦死を軽蔑した目で見ていたが、歳を経てそれもまた大切な人を守るものであるとして敬意を払えるようになった。

また彼が自分らしく生きる中でも尚左目を隠しているのはこの目を否定した家族との確執とコンプレックスを未だ抱えているからであり、彼が両目を見せる時は彼が記憶の隅に押しやった幼少期の彼も含めて自分を肯定できるようになった時であろう。(墓参りイベントのフラグ)

人間関係、恋愛事情(よその子つながり等):

みず先輩、みーたん先輩(瑞葉、美緒):一つ上の先輩、同じアジア系移民出身という事で話が合い、仲がいい。

ベッキーちゃん(レベッカ):同じ成金商家の家系という事で勝手に親近感を持っている年上の後輩(別部隊)。割と迷惑がられている。

テンちゃん(陽 天):時折美緒に言葉を習っているのを見かけるので一方的に知っている。なのでウザ絡みする。天的には言葉はわからないわうざいわでやっぱり迷惑がられている。

おっさんと妹ちゃん(セレスティアル兄妹):お得意様なので仲がいい。挨拶は「ハンニバァアアアアアル」。店のドアの立て付けが悪いのは綱紀のせい。

しゃどちゃん:悪友。いじりいじられ(9:1で綱紀がいじる)。

リリィちゃん:ほぼ保護者。激務すぎて逃げ出す綱紀を仕事に連れ戻したり説教したりするのがライフワーク。呼び出される時は大体綱紀がなんかやらかした時。こんなはずでは…。

レッドちん:レベッカが仕事などで手が離せない時によく預かっている悪魔。綱紀の着せ替え人形。

レーアちゃん:上述したとおり綱紀のセクシュアリティ形成に大きく関わった存在であり、何者にも代え難い恋人。隙あらば甘やかす。とにかくお互い常にデレ全開なので周囲が若干腹いっぱいである。

ゾネさん(お義母様):一度会ったことがある。そうとは知らず女装姿での対面だったので顔面蒼白させたのを地味に気にしている。

サベたん、ソーヤサン、シャルにゃん(サベージ、双弥、シャル/ハイレン):ウザ絡み被害者の会の皆さん。サベージはわりかし返り討ちにする傾向にある。

アルお姉様(アルヴァート):一方的にお姉様と呼んで尊敬している。マジカッケーッス。

やまちゃん(病):一緒にいると絶対に話がややこしくなる悪ノリ仲間。

ルーナちゃん:「その声は・・のりさん?」 恐らくえるりり繋がりでお知り合い。のりさんが実は甘やかしてる対象。うなぎのゼリー寄せ。

エルさん(エルギン):時々シメられるので怖い。ふぇえ。

レオさん(レオナード):(もはやどこで知り合ったかの記憶がないが、知り合いな感じのログがあるので)知り合い。一方的にお絵かき仲間を名乗っているが、絵のジャンルが違う気がする。

ぶたいちょーさま(イルデイル):直属の上司。予想よりだいぶ優しいしすごいしとっつきやすいのかすごい懐いている。

ぶおちゃん(ブオブオ):かわいいねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いえろーお姉様(yellow):お姉様二人目。effe君との挙式には呼んでくださいッス。

ケイエ/ノイレ(あだ名決まってない):同じ部隊なので流石に知らんということはない…はず…多分一方的に知ってる。

こいついないというのがいたら至急連絡ください

Chocobo's Character File 02

「愛しい人と、大好きなな仲間と、素敵なフェアトラークのみんなと、ずっとずっと生きるわ。」

名前:ミオ・ユミカワ/弓川美緒

二つ名、キャッチフレーズ等:堕天使の寵愛

イメージソング:深海少女

イメージCV:白石涼子

モチーフ、コンセプトキーワード:海、月、鈴蘭、人魚姫

イメージカラー:セルリアンブルー/花浅葱

部隊、職業:諜報部隊所属

入隊動機:瑞葉を守れる自分になりたい為

戦闘スタイル:大剣をぶん回す(次郎太刀ではない)

契約悪魔との出会い5W:

When:入隊後すぐ

Where:フェアトラーク周辺、とある木の下

Why:早い話が美緒の一目惚れ

Who(契約悪魔):サベージ(解宅)

What(対価):右目の視力、定期的な血の提供(だった気がする…気が……)

性別:女性

年齢:22歳

誕生日:5月2日

身長:154cm程度

体重:55kg(主に筋肉)

性格:当初は絵に描いたようなツンデレだったが、今ではすっかり丸くなり絵に描いたような良妻賢母といった雰囲気。なんか若干おっとりし始めた。ロマンチストで耽美的な嗜好は相変わらずなので旦那を困らせている。

好きなもの:甘いものを食べたり作ったりすること。

嫌いなもの:顔だけを見て評価されることが苦手だったが、最近は開き直って利用し始めた。あと虫の類が大嫌い。

趣味、特技:サベージと契約してから、剣術磨きにはずっと力を入れている。

一人称/二人称/三人称:私/あなた/さん付け

口調:今は〜わよとか使いそうで意外と使わない。だよとかだねとか結構フランクでユニセックスな口調。

昔はよく使ってた。(過去ログでは割と口調がぶれてる)

外見の詳細:

公式美人第一号。とりあえずうちのフェトラキャラの中では一番顔がいい。APP15。

あと胸がでかい。FかGはある。アジア系の血ゆえ部隊内でも身長が低いことを密かに気にしている。また、その割に顔自体が西洋寄りなのは両親がゲルマン系の血も引いているからである。(詳細は経歴にて)

経歴:

瑞葉と同じ漁村の出身だが瑞葉との大きな違いは、美緒が村の領主の血筋(次期当主、17代目になるはずだった)であることである。この漁村はアジア系移民や難民によって形成されているが、領主自体は元々この土地の出であり、代々移民としてやってきたものの中でもとりわけ顔が良いものを妻に迎えていた為、美緒もアジア系の血を継いでいる。

非常に好奇心旺盛だった彼女は「本に書かれていない世界を見に行きたい」という思いからしばしばこっそり屋敷を抜け出し村を冒険して回っていた。しかし時代が時代なのでそれなりに領主に恨みを持っている住民も存在し、その子供などから虐められることもあった。その時に出会ったのが瑞葉である。(美緒の両親こと領主は住民の識別のために名字を取ることを推奨したり何かとやることが斬新であったことも疎まれる原因だった。)ちなみにこの時瑞葉は美緒が領主の娘であることは知らなかった。

また、前述したとおりの出自かつ両親も教育熱心で先進的な思考を持っていたため、美緒は一村の小貴族とは思えない教養の深さを持ち、当然読み書きもできる。

村の滅亡から入隊までは瑞葉の記事を参照。

入隊後出会った悪魔、サベージによって彼女は初めて恋を知り、初めて「身内でも親友でもない大切な存在」ができる。これによって、これまで完全に共依存関係にあった瑞葉と美緒はお互いに親離れならぬ「親友離れ」し、自立した関係へと変化していく。

瑞葉の戦死後はそれでもしばらくはショックで廃人状態となっていたが、とある日の不思議な夢にてみずはの声を聴きその気持ちに触れ、後日しっかり墓参りをしたことで彼女は完全に瑞葉への未練を断ち切ることに成功する。(参照:フェアトラークチャット、エイプリルフールif成り 2014/04/01、墓参り成り 2015/03/15)

人間関係、恋愛事情(よその子つながり等)※自分用成った人メモ:

瑞葉:唯一無二の親友であり、家族。

綱紀:しょっちゅうセクハラかましてくる後輩(別部隊)。ちゃんと敬語と敬称を使って欲しい。

レベッカ:何故か突っかかってくる年上の後輩(別部隊)。

サベージ:恋人であり契約悪魔。いろんな意味で初めてを奪ってった男。顔がどタイプ。

レーア:のり経由で知り合い。彼氏が可愛い話で馬が合う。

ケイ:いつぞやの機会にご飯を恵んだ。

井土:同部隊、個人的に色々反応が可愛いと思っている。

ロレンツォ:同部隊直属の上司。

櫤枹:瑞葉繋がりで知り合った。共に瑞葉とシャドウの墓参りを通じて不思議な夢を見た仲。

Chocobo's Character File 01

「…ううん、これは…僕が決めた道だ」

 

名前:ミズハ・アオミ/蒼海 瑞葉

二つ名、キャッチフレーズ等:名もなき希望/蒼き海

イメージソング:初恋の絵本/HoneyWorks

イメージCV:早見沙織/花澤香菜

モチーフ、コンセプトキーワード:魚、海、翡翠、太陽、人魚姫、浦島太郎

イメージカラー:蒼色(緑)

部隊、職業:元攻撃部隊所属、現在はフェアトラーク共同墓地に埋葬(遺体が存在していない為遺品が埋葬されている)

入隊動機:みんなを仲良しにしたい、弓川美緒を守りたい

戦闘スタイル:主に伸縮自在の手足を用いた喧嘩スタイルの肉弾戦、時々腕を武器に変化させたりもする

契約悪魔との出会い5W:

when:瑞葉が14歳の時

where:フェアトラーク周辺エリアにまで引っ越してきた日の夜、路地裏にて

why(契約動機):弓川美緒を守る為の強さを欲した為

who(契約悪魔):シャドウ(詳細は別記事にて)

what(対価):左目の視力、子宮

性別:女性

年齢:享年16

誕生日:3月28日

身長:162〜163cm

体重:60kg(筋肉量もあるが脂肪分も含まれる)

性格:温厚で誰とでも仲良くなれるが、美緒関係になると少しやきもちを焼くところがあった。

好きなもの:食べること(大食い)

嫌いなもの/苦手なもの:お化け話の類(怖いから)、読み書きができない。

趣味、特技:釣り、素潜り、肺活量を生かした大声

一人称/二人称/三人称:僕/君/君ちゃん付け、目上の人にはさん付け

口調:〜が付きがち

外見の詳細:かつて美緒から贈られた緑色のフードを常に身につけている。(その為ボロボロになっている。)筋肉質な肉体に反して肉付きが良い顔をしており、いわゆる童顔。動きやすいよう改造を加えた鎧を装備している。スパッツ派。

画像

 

経歴:

アジア系祖国の片田舎にある漁村にて生まれる。漁師で生計を立てる両親の下もりもり食べてもりもり成長。自身も幼い頃から良心の手伝いとして釣りや素潜りを行った関係でそれなりに誇れる趣味兼特技となる。6歳の時村の海岸で村の少年たちに虐められている美緒を助けて以来親友になる。美緒を守るべく隠れて村の男衆と喧嘩ばかりしていた為腕っぷしが強くなり、生前確立した独自の喧嘩スタイルの原型となる。一時期の元ヤンネタはだいたいこれのせい。また、彼女の一人称や口調もまた「男のように強くなりたい」願望が意図せず現れ、そのまま定着したもの。

12歳の時に村が天使に焼き滅ぼされる。唯一生き残った美緒と共に難民生活を開始、国を転々とする。食料の調達を瑞葉、実務的な手続きは美緒と分担してどうにか生き残る。14歳になりフェアトラークの情報を聞きつけ、村が焼かれた経験を踏まえて「天使と対話できる程度に力をつけ、世界平和を目指すことで自分と同じ経験をするものが出ないようにしたい」「美緒を守れる生活力を手に入れたい」気持ちから入隊するべくフェアトラーク周辺に引っ越す。この時美緒には内緒にしていたが当然のようにバレ、結局美緒にしこたま怒られる。この時美緒も入隊を志願、同期入隊という形となる。

ちなみに見た目だけでフェアトラークの審査を門前払いされかけ、大声で「生理来てます!!!」と言い放ち周囲をドン引きさせる胆力と若干の天然みを買われている。

フェアトラーク入隊前からシャドウとは知り合っており、人間の自分に対し非常に友好的で独特な見た目をしているシャドウをいたく気に入った瑞葉は入隊前から契約を志願。しかしシャドウは「瑞葉を傷つけるような真似をしたくない」とし、これを拒否。無事契約可能な肉体であることが確認できてしまい、さらに対価を容認した上で非常にしつこく瑞葉に迫られた為契約に至った。ちなみにこのことをシャドウは死んだ後も悔やむことになる。

フェアトラーク内外問わず友好関係を広げ、それなりに出くわす天使も撃退し、順調な契約者生活を送っていたが、16歳の時に直面した大量の天使による襲撃の際彼女は「相手が根本的に話が通じない相手であること」を痛感する。

襲撃も収まりかけたかのように見えた終盤天使隊が最後の総力をぶつけにきた際、瑞葉とシャドウは命令を無視し独断で単騎突入。兼ねてからシャドウと話し合っていた「もしみんながピンチになってしまった時」が今であると考え、「誰も傷つかないように、死んでしまわないように、今自分達ができる最大限のこと」、つまり自らの肉体にシャドウの魔力を限界まで詰め込み、天使隊の中心に突っ込み爆発させる人間爆弾作戦を決行。結果隊の一部(中隊程度)壊滅と引き換えに命を落とす。当然だが、魂はもちろんのことその肉体も跡形もなく「消え」、彼女が生きた証は文字通り皆の記憶のみになってしまった。

本人達は「大好きなみんなのために命を差し出すこと」に関して一切の躊躇がない性格をしていた為、この戦いで戦死していなくても時間の問題ではあったところがある。

どうしようもないお人好しという意味では、本当に似たもの同士だったのかもしれない。

 

と、思われたが…?(詳細は影山 聡のページにて記述予定。)

人間関係、恋愛事情(よその子つながり等):

みおちゃん(弓川美緒):命に換えても守りたい親友

なっちゃん(砂宮菜月/宮砂綱紀):面白い後輩ちゃん(綱紀が本格的に男装で行動し始める前に死んだので、女装の姿しか知らない。)

レベッカさん(レベッカ・フローレンス):みおちゃんにやたら突っかかる人、でもいい人

セレスティアル兄妹:よく遊びに行く工芸店の店主と弟子。彼に美緒とお揃いのアクセサリーを以前発注していたが受け取る前に戦死。形見となった今は美緒が所持している。

サベージ:瑞葉が生前唯一ちょっとだけあたりが強かった相手。シンプルに焼きもちのせいだが、仲良くなりたい気持ちもあったようだ。

病:シャドウいじり同盟。色々とぶっ飛んでいるので接していて新鮮かつ楽しい相手だったらしい。

ケイ:実際の面識はないが、大食いという共通点一時期共通の知り合いである美緒によって大食い対決が行われかけたことがある。

ブルーメ夫妻:不思議な縁により出会った。セレスティアル工芸店まで道案内したことがある。

(記憶が曖昧だけど成った記憶はあるので多分面識はある人:リスィちゃん、アル姐さん、レーアちゃん)

 

シャドウ:戦死する最後の時まで両片思いだった相手。瑞葉が絶望的なまでに鈍感だったのと自分に自信がなかった為、相手に好かれていることを知ることはなかった。

最初はその触り心地といじりがいの良さから完全にただの友達感覚だったが、あまりにも彼の好意に気づかない瑞葉にシャドウが痺れを切らして人間の姿で登場した際、はっきりと自分の気持ちを自覚してしまう。しかし前述したとおり自らの容姿に自信がなく、また男っぽい面も自覚していた為気持ちを打ち明ける勇気が出ず、シャドウが誰からも愛される人物であったことも災いし、「別の誰かと一緒になった方がきっと幸せだ」という気持ちが固まってしまった。それ以来自らの気持ちを押し殺したまま過ごしていたが、先述した取り決めを作ってから戦死の際までずっと、「シャドウと生涯を終えられる嬉しさ」と「自分の勝手に巻き込んでしまう申し訳なさ」で葛藤していた。

辞世のセリフ、「ありがとう、ごめんなさい」は今まで出会った全ての人物に向けられたものであるが、共に死んでいくシャドウへの言葉でもあった。

Goldendawn 用語集

黄金の夜明けの為の用語記録(※新企画用設定資料です。目を通してもらえると助かります。)

反転都市/反転世界 

東京に突如出現した、通常世界に生きる人間(以下、選ばれざるものとする)の干渉できない世界。タロットホルダー、タロットナンバー、黄金の夜明け団三者のみが自由に行き来できるが、そこにあるものは持ち出す事はできない。仮に持ち出そうとしても即座に霧散してしまう。

主にタロットをめぐる戦いを展開するフィールドである。

そこで破壊されたもの、失われたものは通常世界には影響せず、そこにある全てを破壊し尽くしても一日程度待てば完全に復元されるが、そこで死亡したタロットホルダーは通常世界には戻ってこられず、反転都市と融合する運命を辿る。また、何かしらの要因で選ばれざる人、ものが紛れ込んだ場合も前述のように反転世界と融合してしまう。(融合する際は肺にじわじわと水が入ってくるような感覚らしい。生き物の場合は融合に時間がかかるようだが、その時間は時と場合、人によってまちまち。)仮に反転世界から帰還できたとしても、少なくともそこでの記憶は完全に失われる。例外も存在するかもしれないが、今のところは確認されていない。

大アルカナのそれぞれにはその加護があるエリアが存在し、例えば第反転指定特区:スミダ→ナンバー16:『塔』の加護を受ける。加護を受けるエリアにてそのタロットを保持するタロットホルダーはその性質に沿った有利な効果を得られる。(加護効果は皆さんで考えてもらっても私が考えてもいいっす。選んで。)

タロット

突如この世界に顕現した、概念が可視化された存在。

タロットが認めた保持者に特別な力をもたらし、全て23の反転指定特区に点在する。大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の全78枚で構成されている。大アルカナを全て集めると何でも願いが叶うとされる。選ばれざるものはその姿を見ることすらできない。

小アルカナは所持する者を補助する様々な術式(攻撃、バフ、デバフ等々)を半永久的に展開する(解除も簡単)。詠唱に時間がかかるものはその効果も絶大。その種類(スート)は大まかに4つあり、それぞれ金貨、聖杯、棍棒、剣(大地、水、火、風の四大元素をそれぞれ司る)の絵柄が番号の数だけ描かれている。一つのスートにつき13番まで番号が振られており、3から13までは大きい番号からその効果は強力になり、1と2は13よりさらに強力な術式が組み込まれている。1、2、11、12、13はそれぞれその効果の強力さからエース、デュース、ジャック、クイーン、キングと呼ばれる。

大アルカナ小アルカナ共にタロットホルダーが思うように姿を変えることができ、武器になったり装飾品になったりと様々である。

その容姿は常に流転するが、カード状の場合、その番号に関係なく裏面に生命の樹の絵が描かれている。

また、タロットがその持ち主を認める時、元々別の持ち主のそれだったとしても使いこなすことが出来る。

タロットホルダーが戦いに敗れるとタロットを奪われる(そうなると持ち主の身体の如何に関わらず再起不能という形となり、関連の記憶が失われる。)

敗れるとは、ここでは持ち主が心の底から敗北を認めるということと定義するが、その瞬間に武器、装備化していたものはタロットというデフォルトの姿に戻る。

タロットホルダー

タロットを保持するものの呼称。タロットの力を最大限まで発揮できる選ばれし存在。保持する大アルカナの番号が体の一部に入っている。

タロットに呼び出され、選ばれた経緯は様々のようだ。

タロットナンバー

タロットの中でも、特に生物性の強いものを指す。タロットナンバーの守護霊的役割を果たしているようだが、実例が非常に少ないため、さらなる調査を進めたい。

ここに、現在確認できている大アルカナの番号、性質等を記録しておく。団員は各自頭に入れておくように。(※wikiから引っ張ってきたやつっす)

0(22,21)                愚者(ジプシー、道化師、物質主義者)※無番号の場合アリ    夢想・愚行・極端・熱狂    星雲・地球・(天王星

1              魔術師(異教徒、奇術師、賢者、せむし、道士、香具師)        意志・手腕・外交                水星

2              女教皇(イブ、女司祭、隠されたイシス、ジュノー)                秘密・神秘・英知                土星

3              女帝(現われたイシス、皇后、大地、ビーナス)        実り・行動・月日の長さ・未知        金星

4              皇帝(オシリス、元首、ジプシーの王、立方体の石)                統治・堅固さ・防御・同盟                火星

5              教皇(司祭長、ジプシープリンス、法王、法の審判)                信条・社会性・恵みと有徳                木星

6              恋人(エルメス、エロス、結婚、二つの道、優柔不断、愛)    魅力・愛美            双児宮

7              戦車(凱旋、勝利の王、征服者)    援軍・摂理・勝利・復讐    人馬宮

8 (11)     力(女力士、剛毅、説得、ヘラクレス、勇気)            力・勇気・寛大・名誉        獅子宮

9              隠者(賢者、反逆者、老人)            深慮・忠告を受ける・崩壊                宝瓶宮

10           運命の輪(運命の車、革命、幸運神、時代、報い、輪)            幸運・転機・向上                処女宮

11 (8)     正義(裁判の女神、主席判事、正義の女神、バランス)            平等・正しさ・正当な判決                金牛宮

12           吊された男(死刑囚、使徒、殉教者、処刑台、吊るし人)        英知・慎重・試練・直観    双魚宮

13           死神(時間、不死性、霊魂)※無記名の場合アリ        停止・損失・死と再生        天蝎宮

14           節制(グレートマザー、大天使、天界の女王、閃き)                調整・中庸・倹約・管理    巨蟹宮

15           悪魔(黒魔術師、サタン、情欲、堕天使、バフォメット)        暴力・激烈・宿命・黒魔術                天秤宮

16           塔(稲妻、神の家、神罰バベルの塔、脆さ、落雷の塔)        悲嘆・災難・不名誉・転落                白羊宮

17           星(希望、賢人の星、シリウス、時間)        希望と吉兆・瞑想・放棄    磨羯宮

18           月(黄昏、ヘカテ、魔王、夢、霊界)            隠れた敵・幻想・欺瞞・失敗            月

19           太陽(インスピレーション、赤ん坊、永遠の青春、双子)        物質的な幸福・幸運な結婚                太陽

20           審判(怒りの日、永遠、棺桶、最後の審判、石棺、復活)        復活・位置の変化・更新    (冥王星

21(22)   世界(宇宙、帰還、真実、大地、地球、導師、ソフィア)完成・約束された成功・旅        黄道12宮・(海王星

黄金の夜明け団

タロットホルダーの補助を活動内容とする慈善団体であり、崇高なる生命の樹計画を推進する者である。団員の服装に関しての指定は特になく、ただ一つ、帽子を目深に被る等して、決して顔をはっきり見せることのないよう気をつけていただきたい。

補助のやり方は各団員に任せるものとする。傷の治療をするもよし、情報の売り買いをするもよし、またタロットホルダーたちの戦いに参加することも許可する。

 特記事項:黄昏の少女を見つけ次第、直ちに捕獲すること。これを最優先事項とする