Chocobo's Character File 01

「…ううん、これは…僕が決めた道だ」

 

名前:ミズハ・アオミ/蒼海 瑞葉

二つ名、キャッチフレーズ等:名もなき希望/蒼き海

イメージソング:初恋の絵本/HoneyWorks

イメージCV:早見沙織/花澤香菜

モチーフ、コンセプトキーワード:魚、海、翡翠、太陽、人魚姫、浦島太郎

イメージカラー:蒼色(緑)

部隊、職業:元攻撃部隊所属、現在はフェアトラーク共同墓地に埋葬(遺体が存在していない為遺品が埋葬されている)

入隊動機:みんなを仲良しにしたい、弓川美緒を守りたい

戦闘スタイル:主に伸縮自在の手足を用いた喧嘩スタイルの肉弾戦、時々腕を武器に変化させたりもする

契約悪魔との出会い5W:

when:瑞葉が14歳の時

where:フェアトラーク周辺エリアにまで引っ越してきた日の夜、路地裏にて

why(契約動機):弓川美緒を守る為の強さを欲した為

who(契約悪魔):シャドウ(詳細は別記事にて)

what(対価):左目の視力、子宮

性別:女性

年齢:享年16

誕生日:3月28日

身長:162〜163cm

体重:60kg(筋肉量もあるが脂肪分も含まれる)

性格:温厚で誰とでも仲良くなれるが、美緒関係になると少しやきもちを焼くところがあった。

好きなもの:食べること(大食い)

嫌いなもの/苦手なもの:お化け話の類(怖いから)、読み書きができない。

趣味、特技:釣り、素潜り、肺活量を生かした大声

一人称/二人称/三人称:僕/君/君ちゃん付け、目上の人にはさん付け

口調:〜が付きがち

外見の詳細:かつて美緒から贈られた緑色のフードを常に身につけている。(その為ボロボロになっている。)筋肉質な肉体に反して肉付きが良い顔をしており、いわゆる童顔。動きやすいよう改造を加えた鎧を装備している。スパッツ派。

画像

 

経歴:

アジア系祖国の片田舎にある漁村にて生まれる。漁師で生計を立てる両親の下もりもり食べてもりもり成長。自身も幼い頃から良心の手伝いとして釣りや素潜りを行った関係でそれなりに誇れる趣味兼特技となる。6歳の時村の海岸で村の少年たちに虐められている美緒を助けて以来親友になる。美緒を守るべく隠れて村の男衆と喧嘩ばかりしていた為腕っぷしが強くなり、生前確立した独自の喧嘩スタイルの原型となる。一時期の元ヤンネタはだいたいこれのせい。また、彼女の一人称や口調もまた「男のように強くなりたい」願望が意図せず現れ、そのまま定着したもの。

12歳の時に村が天使に焼き滅ぼされる。唯一生き残った美緒と共に難民生活を開始、国を転々とする。食料の調達を瑞葉、実務的な手続きは美緒と分担してどうにか生き残る。14歳になりフェアトラークの情報を聞きつけ、村が焼かれた経験を踏まえて「天使と対話できる程度に力をつけ、世界平和を目指すことで自分と同じ経験をするものが出ないようにしたい」「美緒を守れる生活力を手に入れたい」気持ちから入隊するべくフェアトラーク周辺に引っ越す。この時美緒には内緒にしていたが当然のようにバレ、結局美緒にしこたま怒られる。この時美緒も入隊を志願、同期入隊という形となる。

ちなみに見た目だけでフェアトラークの審査を門前払いされかけ、大声で「生理来てます!!!」と言い放ち周囲をドン引きさせる胆力と若干の天然みを買われている。

フェアトラーク入隊前からシャドウとは知り合っており、人間の自分に対し非常に友好的で独特な見た目をしているシャドウをいたく気に入った瑞葉は入隊前から契約を志願。しかしシャドウは「瑞葉を傷つけるような真似をしたくない」とし、これを拒否。無事契約可能な肉体であることが確認できてしまい、さらに対価を容認した上で非常にしつこく瑞葉に迫られた為契約に至った。ちなみにこのことをシャドウは死んだ後も悔やむことになる。

フェアトラーク内外問わず友好関係を広げ、それなりに出くわす天使も撃退し、順調な契約者生活を送っていたが、16歳の時に直面した大量の天使による襲撃の際彼女は「相手が根本的に話が通じない相手であること」を痛感する。

襲撃も収まりかけたかのように見えた終盤天使隊が最後の総力をぶつけにきた際、瑞葉とシャドウは命令を無視し独断で単騎突入。兼ねてからシャドウと話し合っていた「もしみんながピンチになってしまった時」が今であると考え、「誰も傷つかないように、死んでしまわないように、今自分達ができる最大限のこと」、つまり自らの肉体にシャドウの魔力を限界まで詰め込み、天使隊の中心に突っ込み爆発させる人間爆弾作戦を決行。結果隊の一部(中隊程度)壊滅と引き換えに命を落とす。当然だが、魂はもちろんのことその肉体も跡形もなく「消え」、彼女が生きた証は文字通り皆の記憶のみになってしまった。

本人達は「大好きなみんなのために命を差し出すこと」に関して一切の躊躇がない性格をしていた為、この戦いで戦死していなくても時間の問題ではあったところがある。

どうしようもないお人好しという意味では、本当に似たもの同士だったのかもしれない。

 

と、思われたが…?(詳細は影山 聡のページにて記述予定。)

人間関係、恋愛事情(よその子つながり等):

みおちゃん(弓川美緒):命に換えても守りたい親友

なっちゃん(砂宮菜月/宮砂綱紀):面白い後輩ちゃん(綱紀が本格的に男装で行動し始める前に死んだので、女装の姿しか知らない。)

レベッカさん(レベッカ・フローレンス):みおちゃんにやたら突っかかる人、でもいい人

セレスティアル兄妹:よく遊びに行く工芸店の店主と弟子。彼に美緒とお揃いのアクセサリーを以前発注していたが受け取る前に戦死。形見となった今は美緒が所持している。

サベージ:瑞葉が生前唯一ちょっとだけあたりが強かった相手。シンプルに焼きもちのせいだが、仲良くなりたい気持ちもあったようだ。

病:シャドウいじり同盟。色々とぶっ飛んでいるので接していて新鮮かつ楽しい相手だったらしい。

ケイ:実際の面識はないが、大食いという共通点一時期共通の知り合いである美緒によって大食い対決が行われかけたことがある。

ブルーメ夫妻:不思議な縁により出会った。セレスティアル工芸店まで道案内したことがある。

(記憶が曖昧だけど成った記憶はあるので多分面識はある人:リスィちゃん、アル姐さん、レーアちゃん)

 

シャドウ:戦死する最後の時まで両片思いだった相手。瑞葉が絶望的なまでに鈍感だったのと自分に自信がなかった為、相手に好かれていることを知ることはなかった。

最初はその触り心地といじりがいの良さから完全にただの友達感覚だったが、あまりにも彼の好意に気づかない瑞葉にシャドウが痺れを切らして人間の姿で登場した際、はっきりと自分の気持ちを自覚してしまう。しかし前述したとおり自らの容姿に自信がなく、また男っぽい面も自覚していた為気持ちを打ち明ける勇気が出ず、シャドウが誰からも愛される人物であったことも災いし、「別の誰かと一緒になった方がきっと幸せだ」という気持ちが固まってしまった。それ以来自らの気持ちを押し殺したまま過ごしていたが、先述した取り決めを作ってから戦死の際までずっと、「シャドウと生涯を終えられる嬉しさ」と「自分の勝手に巻き込んでしまう申し訳なさ」で葛藤していた。

辞世のセリフ、「ありがとう、ごめんなさい」は今まで出会った全ての人物に向けられたものであるが、共に死んでいくシャドウへの言葉でもあった。